東松島 小野 野蒜

体調不良と部活の合宿により、更新が遅くなりました。ご無沙汰しております(^^)

さて、14日の最後に訪れたのは、東松島市の小野地区と野蒜地区です。当初の予定では小野に立ち寄る予定はなかったのですが、時間があったので寄ってみることにしました。

なぜ、予定になかった小野地区に行ったのか。その理由は…

おのくんに会うため!!!!

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おのくんとはなんぞや、と思った方もいるでしょう。この写真に写っているのが「おのくん」です。私がおのくんの存在を知ったのは今年の3月11日。震災後、陸前小野駅のそばにできた応急仮設住宅で、地域のお母さん方が復興を願って作り始めたものだそうです。靴下に綿を詰めて作られるおのくん。この愛くるしい表情がたまりません。靴下のデザインがそのままおのくんに生かされるため、カラフルなおのくんが存在し、大きさも様々です。1,000円で里親になることができるので、是非ともお気に入りのおのくんを見つけてみてほしいと思います。おのくんについて、詳しくはこちらのリンクから↓

http://socialimagine.wixsite.com/onokun

陸前小野駅そばの応急仮設住宅「空の駅」。ここでおのくんが作られており、おのくんや関連グッズも販売されています。

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続いて向かったのは野蒜(のびる)地区。津波により、海岸沿いの低地は壊滅。現在は街ごと高台に移転しています。

↓高台に移設された、仙石線野蒜駅。モダンな印象のおしゃれな駅舎でした。

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津波に飲み込まれた、旧野蒜駅。近づいてみると、照明や案内看板が曲がっていました。

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低地部分に降りてみると、旧野蒜駅を中心とした復興祈念公園が整備されていました。旧駅舎には、被害のようすを伝える情報センターのようなものがありました。被災から現在までの東松島市全体の様子を伺い知ることができました。復興祈念公園と高台部分の間には、自力再建したとみられる住宅が何軒か建っていました。電線等も整備されており、一応住むことは可能なようです。しかしながら、基礎部分が残された草原の横で、現在生活が営まれている家があるという光景は、なかなか奇妙に感じました。旧野蒜駅から海岸に向かって歩いてみましたが、草原が広がり、所々に畑のようなものがあるだけでした。途中、長めの杭のようなものがたくさん並んでいる場所がありました。杭の様子から、もしかしたら以前の住宅区画を示すものだったのかもしれません。次に行ったときにはその辺りも調べてみたいと思います。

それでは今回はこの辺で。またお願いします!